camp ウイスキー

焚き火にはウイスキーがよく似合う!

2022年1月9日

キャンプと焚き火とウイスキーと私。

最近あらためて考えていたが、どうやら私はキャンプが好きだ。

若かりし頃、オートバイにキャンプ道具を積んで日本のあちらこちらを巡っていた。ソロのときもあれば仲間と一緒のときもあったが、いつも変わらないのはキャンプ地についたら「焚き火」をすることと「酒」を飲むことだった。

焚き火の時に飲んでいたのはほぼビールだったが、ウイスキーを飲むときもあった。
当時、いつ所にキャンプをしていた仲間は4人で、20代から30代後半にかけて毎年行っていた「年越しキャンプ」では、よくウイスキーを飲んだ。

年越しキャンプというのはその名の通り、12月31日から1月1日にかけて、地元の河川敷にテントを張って年を越すというもの。やることは特になく、焚き火で料理を作り、寒いのでビールではなく、体が温まりそうなウイスキーを飲み、それでも寒さが我慢できなくなったら寝るという、他愛のないものだ。こんなことを15年近く続けていたのだから、いま考えると本当に物好きな集まりだった。

キャンプで飲むウイスキーはバーボンで決まり!

「年越しキャンプ」でよく飲んでいたウイスキーは、「ワイルドターキー」や「アーリータイムズ」、「フォアローゼズ」「オールドクロウ」など、バーボンがほとんど。

これには理由があって、先日もちょっと話したウイスキーグラスと同じで、当時私が好んでみていた西部劇の影響だ。

1日旅をしてきた流れ者(おそらく賞金首だと勝手に想像する)が、夜もふけキャンプ地を設営。キャンプ地といってもテントなどはなく、焚き火と毛布だけ。そしておもむろに焚き火をしながらウイスキーを飲んでそのままゴロンと寝てしまう…ワイルドで格好いいと思っていたそんなシーンに憧れていたのだ。

だから、焚き火を前にして飲むウイスキーといえばバーボンしかなかったのだ。

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いまは少しだけ心境も変化し、別にバーボンだけじゃなくスコッチもいいのではないかと思っている。いずれにしろ焚き火を前にして飲むウイスキーは格別においしいから。

ではスコッチだとしたら何が良いかというと、限定なのでもう手に入らないかもしれないが、「デュワーズ8年カリビアンスムース」だ(ネットで探すとものすごく高くなっている…)。あとは「ザ・グレンリベットカリビアンリザーブ」だろう。いずれも味もさることながら、やはり「カリビアン」だからね。カリブの海賊も焚き火してそうだし…。

あれから十数年経ち、同時の仲間たちも結婚し、子供ができ、生活環境がガラリと変わってみんあで集まってキャンプをすることはなくなった。もちろん年末キャンプなんて。

私は家族と年に一度くらいだがキャンプをするようになった。直火だった焚き火は焚き火台に変わったが、キャンプでは相変わらず焚き火をシて料理を作り、それをつまみにウイスキーを飲んでいる。そうしていると当時の記憶がありありと蘇ってくる。あれはとても楽しい貴重な時間だった。

でも、こうして家族と過ごすキャンプも、それと同じくらいいいものだとしみじみと感じるのだ。
(yocchan)

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