探し求めていたウイスキー「山崎「白州」を年末に手に入れました。なんと「響」さえも!
近年、お酒といえばウイスキーというくらい、ウイスキーが好きです。味わいはもちろんですが、なかなか手に入れられないサントリーのウイスキー「山崎」や「白州」を探すことも好き。「今日はあるかな」、「この店にはあるかな」と、あちらこちらのお店を訪ね歩き、やっと出会えた時の感動は、最近なかなか感じられなくなってしまった喜びのひとつです。
いろいろな情報源(主にSNS)から、不定期ながらコンビニで「山崎」「白州」のミニボトルが手に入ることがわかり、昨年の秋頃から年末にかけてコンビニに立ち寄るようにしていました。おかげさまで年末までにそれぞれのミニボトルが数本貯まりました。
自宅のストックコーナーに並ぶミニボトルをしげしげと眺めてほくそ笑んでいたのですが、年末近くになるとフルボトルも入手しやすくなるという情報を得て、
「そうなの? そうなのね!?」
と、近所のウイスキーを取り扱っているお店を覗き回っていたら、ビックカメラで「山崎」「白州」のフルボトル(いずれもノンエイジ)が並んでいるのを発見しました。
「こ、これは!」
とっても嬉しい反面、もの凄く悩みました。何故なら、購入できるのはいずれか一本だけだったからです。
ショーケースを凝視しながら、考えること数分。
自宅には「白州」があったので「山崎」を購入することにしました。ちなみに価格は定価です。プレミア価格は手を出しにくいので、これはかなり嬉しい出来事でした。
自宅へ帰ってその嬉しさを家族に共有しながら、
「お一人様一本という条件だったけど日が変わればまた買えるんだろうな。もしまた「山崎」か「白州」があれば、帰省の時に手土産にできると思いなぁ」
と思い、翌日も同じ売り場へ行ってみました。すると「山崎」「白州」はありませんでしたが、今度は「響」がありました。
「こ、これはっっ!」
「響」購入!
これはどういう事でしょう。まるで夢を見ているかのよう。嬉しいことが連続でやってき過ぎて、ちょっと怖くなってきました。
「…大丈夫かな? 今年、頑張った、からかな? そこまでだったかな…バランスとれていない感じがするけど…大丈夫かな…」
いろいろと不安が募っているのに、ケチ臭い悩みも。
「…帰省の時には何を持っていけばいいのだろう…響…いや、でも…」
果たして、帰省の日。
私はちょっと早めに家を出て、またも同じ売り場へ。そう、もう一本あればいいのです。
しかし、そういいことが連続で起き続けることはないだろうと思いつつも、蜘蛛の糸のように細い僅かな可能性にすがる思いで酒売り場へ行くと、なんとまたも「白州」があったのです。
奇跡…これは奇跡でしかありません。
この時は怖さよりも、フルボトルというしっかりとした形のものを手土産にできることに気持ちがホッとしていました。
お店を出てから、帰省バッグの真ん中へ入れていた「山崎と「白州」のミニボトルを隅へ追いやり、代わりに購入したばかりの「白州」を詰めて新幹線に乗り込んだのでした。
きっとミニボトルで済まそうとしていた私のケチ臭さに、ウイスキーの神様が呆れて手をさしのべてくださったのでしょう。ウイスキーの神様、本当にありがとうございます。そして本当にすいません…。
でも、私にはやっと手に入れた一本ずつしかない「山崎」「響」、そして「白州」を手放すことは、どうしてもできなかったのです。
2022年はもっと頑張ります…。
(yocchan)