お気に入りは「ショットグラス」です。
週末の夕食時にお気に入りのウイスキーを飲むという行為は、いくつかある私の楽しみのひとつです。
しかも最近は、サントリーの「山崎」や「白州」、ニッカの「夜市」「宮城峡」、「オールドプルトニー」、「アードベック・ウィー・ビースティー」、「ジョニー・ウォーカーグリーンラベル」など、かなり上質なウイスキーがストックされてきてより楽しみになりました。
上質なウイスキーを飲む時は、グラスも大切にしたいものです。
フランスで誕生し、世界の高級ホテルなど使用されている「バカラ」のグラスに、移し替えたウイスキーのデキャンタから注いでひとくち…。
そのような、まるで映画のワンシーンのように楽しみたいのです。
残念なことにデキャンタはないし、もちろんバカラのグラスもありませんが、いつかは、そんな感じでウイスキーを嗜んでみたいと思っています。
しかし、いまだって悪くはありません。それどころか、個人的に気に入っているグラスが揃っているので、かなり満足してウイスキーを楽しんでいます。
「ハイボール」を飲む時は、このロンググラスです。結構大きめのサイズで、ビールを飲むが如くグビグビと飲めるのが気に入っています。
「ロック」で飲む時は、このグラスです。
これはときどき購入しているアイルランドのウイスキー「ジェムソン」についていたノベルティのグラスです。
適度な重さと小ぶりなサイズ、そして三角形のベースと丸いリムを組み合わせたデザインも大のお気に入りです。
「ストレート」で飲む時は、テイスティンググラスとして有名な「グレンケアン」や、白州蒸溜所のオンラインライブツアーで送られてきたグラス、あとはショットグラスを使っています。これらのグラスも雰囲気があって気分が上がります。
手持ちのグラスはこれくらいなのですが、これらのグラスの中でも大のお気に入りなのが、このエヴァのショットグラスです。
「エヴァンゲリオン」のロゴ入りグラスで、子供に付き添って「シン・エヴァンゲリオン」を見たらなんとなく気になる映画になってしまって購入したものです(このショットグラスはいまではネットでも見かけなくなりました。あっいぇもちょっと高くなっているみたい…)。
エヴァのロゴも気に入っているのですが、なによりウイスキーはショットグラスで飲むのが好きなのです。
私は映画が好きで昔からよく見ているのですが、ウイスキーを飲み始めた頃、西部劇にはまっていた時期がありました。映画の中で、流れ者の主人公であるガンマンが町のサルーンに立ち寄り、カウンターで
「…ウイスキー」
と、ぽつりと呟くと、ボトルとショットグラスが出てくるという場面がよくありました。
これを見てから、
「そうか!ウイスキーはショットグラスで飲むのだ!」
と、ウイスキーはショットグラスで飲んでいました。
当たり前ですが、しばらくすると別にショットグラスじゃなくてもいいことがわかるのですが、その頃の習慣や格好よいという思いは、今もなお残っているようです。
(yocchan)