コーヒー

一人で使うマキネッタは『2カップ用』がいい。……だけど、いま絶賛苦戦中という独り言


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マキネッタ「2カップ用」を買い足した理由

100年以上もの歴史を持つ、イタリアの家庭には必ず一台はあるといわれるビアレッティの「モカポット(通称:マキネッタ)」。最近、「2カップ用」を購入しました。

前回の記事通り、シェケラートなどを作って楽しんでいますが、じつはスタンダードなモカ(モカポットで淹れたコーヒーは本場イタリアではこう呼ぶ)の好みの味が見つからず、いささか手こずっています。

以前、妻と二人で飲むためにマキネッタの4カップ用を購入しました。ちょっと苦すぎるという理由から、その後、我が家の定番はドリップコーヒーになり、いつしかマキネッタはお蔵入りに。

それからしばらく経ち、不意に本格的なエスプレッソコーヒーに惹かれるようになりました。お店に飲みにいくようになると、同時に自分が大の「イタリア好き」ということにも気づきました。きっかけは、どうしても欲しくて手に入れたイタリア製の万年筆で、その美しすぎるデザインに魅了されてからふと思い起こしてみたら、好きなものはみんなイタリアです。

例えば、映画はそもそもセルジオ・レオーネのマカロニウエスタンから始まり、その後はダリオ・アルジェントの『サスペリア』や『フェノミナ』に浸り、近年ではドラマ『シタデル:ディアナ』で女優マティルダ・デ・アンジェリスのファンになりました。ジョジョの奇妙な冒険は『黄金の風』が一番好き。パスタやピザ、ジェラートやティラミスも大好きだし、かつてはディーゼルのジーンズも履いていたし、似合わないし持ってはいないけどアルマーニも好き。「前世はイタリア人だったのでは?」と思えるほどです。

それならば、日々飲んでいるコーヒーもイタリア流にお店でエスプレッソを味わい、家ではモカを楽しもうと思い、眠っていたマキネッタを引っ張り出しました。しかし、4カップ用は一人で飲むには量が多すぎます。

そこで、抽出量が40〜50ml前後の1カップ用か、80ml前後になる2カップ用かと悩んだ末、物足りなさを避けるために「2カップ用」を買い足したわけです。

果たして、エスプレッソカップに収まり飲み応えもあるこの2カップ用がベストなサイズで、購入したのは正解でした。

……ただ、好みの味探しに苦労しています。でもまだ見つからないだけ

道具としてのロマンもサイズ感も完璧。日常でイタリアの風を感じるには最高の相棒に間違いないのに、その「味」には私的に納得できていません。

通常通りに淹れてそのままモカとして飲んだ時はもちろん、本場イタリアの流儀に倣ってたっぷり砂糖を入れて飲んでも、何かしっくりこない。

苦さはいいとしても、コクが足りない。豆の種類によるけど、嫌なエグ味や酸味を感じてしまう…。

以前に書いたマキネッタ4カップの記事(こちらです)を改めて読み直してみると、「苦いけどおいしい」と言っている……。

ただ、その後ドリップコーヒーに移行したところを見ると、もしかすると、やはりそこまで納得できる味ではなかったのか? はたまた、あれから数年経ったために自分の好みが変わった所為なのか?

いずれにしても、マキネッタという道具自体は最高にクールだし、イタリアのロマンが詰まっているし、そもそも前世はイタリア人だし(いや、違うだろ!?)、嫌いにはなれません。

ただ、まだ好みの味に辿り着いていだけ。

「マキネッタで淹れるモカはおいしいかだって? おいしいに決まっているだろ!?  なんてったって前世はイタリア人だからね(だから違うだろっ!)、 あたり前田のクラッカーよ!(ほら、純ジャパじゃん!)」

と、答えられる日が来ることを願って、豆の種類や挽き目の粒度を変えたりしながら、納得できる味を求めて試行錯誤を繰り返している今日この頃です。

(左)4カップ用 (右)2カップ用
マキネッタはこれらのパーツで構成されている。毎日使用しているのでコーヒー色になってきてる…
サーバーに金属フィルタープレートとゴムパッキンをセット
タンクにバスケットをセットして使用します
粉はバスケットにふんわりとすり切りまで入れるのが基本だけど、好みに合わせて増減してOK
セットしてサーバーをしっかり閉める
火加減はタンクの端から火がはみ出さない程度の弱火
こんな感じで抽出開始
コポコポ音がしたら抽出完了。本当は蓋は閉めておく
これくらいの量が抽出できます

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