1960年代の発売当初の銀紙デザインを再現した『ホームランバー』復刻版の10本セット。懐かしいので思わず購入しちゃいました!
子供の頃、駄菓子屋では「ラムネ菓子」や「コーラ飴」、「よっちゃんイカ」、「すもも」、「鈴カステラ」などを買っていましたが、夏になるとやはりアイス一択!
しゃりしゃりとした「コーラアイス」や、メロンの形をしたカップ入りの「メロンアイス」、ゴムの袋に入っていいた「玉子アイス」などが好きでした。
中でも特に好きだったのは「コーラアイス」と「ホームランバー」でした。
「コーラアイス」はどこのメーカーかわかりませんが、しゃりしゃりとした食感で霜柱のような針みたいなアイスが舌に刺さった記憶があります。当たりが出るともう一本もらえるのですが、なんと3回連続で当たったのを覚えています。
もう一つの『ホームランバー』は、銀紙に包まれていて、銀紙には赤と青の男の子の絵が描かれていました。底面が正方形の直方体で、持つところが短くてアイスの重さに指先がプルプルしていたように思います。
今回購入した復刻版の『ホームランバー』は、この当時のままのパッケージデザインで気分が上がります。
『ホームランバー』は、この銀色の包みを剥いて食べるのですが、それはまるでバターを包んでいる銀色の包みを剥くような感じ。バター同様、アイスに食い込んで剥きにくい時もありましたね。懐かしいですね。
復刻版はバニラ味とチョコレート味の2種類。5本ずつ入っていますが、チョコ味ってあったんですね…。
とにかく、ますは実食!
銀紙を剥いていると、何やら当時の『ホームランバー』と比べて薄く、軽くなっているような気がします。
当時は底辺が正方形なのですが、これは長方形…。
現在でも正方形の『ホームランバー』もあるので、これは特別仕様ということなのでしょうけれど、このパッケージなら、絶対に正方形がよかったなぁと思うのです。
味は、昔の方がバニラ感が強かったような気がしますが、これは気のせいかな。でも、味はもちろんですが、銀紙のパッケージにノスタルジーを感じます。
そういえば、子供の頃は「駄菓子屋」がいくつかあって、いつもはご近所に駄菓子屋に行くのですが、たまにちょっと遠くの駄菓子屋へ行くと、見慣れない子供たちが集まっていて、なんとなく所在ない感じがしたものです。
味云々よりも、そんな子供の頃の懐かしい時を思い出させてくれた『ホームランバー』は、手軽なタイムマシンみたい。歳を重ねるごとにタイムマシンは増えていくみたいですね。
(yocchan)