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神聖かまってちゃんのライブツアー『伝説の猫とアヴァロン』に行きました。

神聖かまってちゃんのライブに初参戦!

5月31日、さいたま新都心で行われた神聖かまってちゃんのライブに行ってきました。

 

この公演、当初は4月12日に行われる予定で、そこは日程的に厳しかったので諦めていたのです。

が、まさかの延期・振替でこの日になり「行けるかも?」からのチケット状況を見て「買える…!」からのポチ。

 

本当にギリギリのタイミングだったので、1部公演のみでしたが、駆け込みで2枚だけ買うことができました。

 

私含め、家族が神聖かまってちゃんを知ったのは1年くらい前、ごく最近です。

コロナ禍のステイホームでAmazonプライムに加入し、『進撃の巨人』にハマったのがきっかけです。

それから気になって動画を見たり、Amazonミュージックで楽曲を聴いたりしているうちに好きになってしまいました。

 

 

久々のライブハウス。ワクワクが止まらないっ!

当日は中学生の息子と私、二人で行きました。

息子は初めてのライブハウスでちょっと緊張している模様。

 

いっぽう私はライブ自体がかなり久しぶりで、もう嬉しくてテンション爆上がりでした。

若かりし頃は吉祥寺のアマチュアバンドのグルーピーみたいなことをしておりまして。

当時は最低でも月イチはライブハウスに、そしてほぼ毎週路上ライブに通っておりました(遠い目)。

 

結婚後は夫婦でたまにライブイベントに行くこともありましたが、息子を産んでからはそれもほぼなくなり。

 

「そういえば、最後に行ったライブはいつだっけ?」と思い返してみたところ、なんと幼児向けの教育系キャラクターが出てくるコンサートでした。

 

最近では映画『ボヘミアン・ラプソディー』の応援上映もライブっぽくサイリウムを振ったりして楽しめましたが、それはあくまで応援上映。生(ライブ)ではないです。

 

ロックのライブなんて、もう10年以上行ってないことになります。そりゃテンションも上がりますわ。

 

 

コロナ禍のライブならではの良さもある。

の子さんをはじめ、メンバーがステージに姿を現し、ライブが始まりました。

そこからはもうあっという間の小1時間。

 

の子さんがすぐそこで歌っているという現実、そしてライブハウスの大音響に息子は最初こそ圧倒されていましたが、皆さんに倣ってノリノリで楽しんでいました。

 

当日のセットリストは、ドラムスのみさこさんがtwitterにあげてくれています。


コロナ禍で声出しNG、間を取ってのライブでしたので、物足りないという人もいるとは思いますが、正直私のようなライブ参加復帰組にはありがたい環境でした。

ロックのライブは大好きですが、ダイブやモッシュのあるライブは昔から怖いし苦手です。

 

1曲終わるごとに「ブラボー!」という気持ちを込めて拍手する。それはそれでやさしくていいじゃないですか。

 

大人世代にも聴いてみてほしい神聖かまってちゃん。心をグサリとえぐります。

ライブ終了後は、Tシャツやタオル、缶バッヂなどのツアーグッズをいくつか買って帰路に着きました。

こういうのもまたライブの楽しみのひとつですね。

今回、時間の調整は少し大変だったけれど、神聖かまってちゃんのライブに行けてよかったです。

改めて自分なりに思うところがありました。

 

 

神聖かまってちゃんのボーカル、の子さんは学生時代に壮絶ないじめを受けていたそうで、楽曲にもそういう表現が多々出てきます。

アルバムのタイトルや曲名や歌詞にも過激な表現があるので、それが苦手だったり嫌悪感のある人もいるでしょう。

でも、いじめって言い方こそソフトに変換されているけれど、そもそも過激だしグロいものだと思うのです。

それを体験してきたの子さんの直接的な表現は、今まさにそういう目に合っている子に響くし、救いになっていると思う。

 

じゃあ大人世代には響かないのかというと、そんなことはなくて。

ああ、こんなこと思ってたな、こんなこと感じてたな、こういう風景見てたな、というノスタルジックな気持ちになったり、

いろいろあったけど、じゃあ大人になった今の自分はどうなんだ? という、普段目を瞑って気づかないようにしているところをえぐられたりしてしまうのです。

 

そして気付けば、神聖かまってちゃんの曲、何でだ全然鳴り止まねえっ!となってしまう。

そんな不思議な作用を起こすバンドです。

 

彼らの曲は音楽サブスクで聴くことができますし、YouTubeで無料で聴くこともできます。

気になった方は、ちょっとチェックしてみてください。
(fujicco)

 

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