万年筆LIFE

書き心地が楽しく、デザインが美しい万年筆について。

2025年1月24日

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毎日が楽しく豊かな気持ちになれる、万年筆生活をぜひ始めてみませんか?

古くから独特な書き心地と素敵なデザインで人々を魅了してきた万年筆。

筆記具として書くコトはもちろん、魅惑的なデザインのモデルが多彩でコレクションする楽しさがあると思います。

例えるなら、腕時計やカメラのよう。実用とともに所有する喜びがあります。

近年、万年筆は若い方を中心に愛用者が増えていますが、大人にもよく似合う筆記具の代表ではないでしょうか。

そこで万年筆好きの私は、年代に関わらず万年筆ファンを増やすべく、筆記具として、またコレクションアイテムとしても楽しめる万年筆の魅力をお伝えすることにしました!

万年筆に興味がある方、万年筆を始めてみようかなと思っている方、万年筆ファンになって一緒に楽しませんか?

万年筆は「書くこと」が本当に楽しい。書き心地が一味違うんです。

普段使いの手帳と万年筆。万年筆はセーラー万年筆

筆記具の魅力は大きく3つあると思っています。

1つ目は、なんといってもボールペンやシャープペンとは一線を画す「独特な書き心地」です。

細かく説明するといろいろあるのですが、主にペン先の違いにより書き心地が異なります。万年筆を使い始めると「サリサリ」や「ヌメヌメ」、「カリカリ」のペン先などと表現されますが、これは結構好みが分かれるところ。しかも実際に使ってみないとわかりませんが、好みの書き心地が見つかると時間がいくらあっても足りないないくらい、ずーっと文字を書いていたくなる楽しさがあります。

私は毎日万年筆でモーニングページなどを書いていますが、もう本当に延々と書き続けたいほど楽しんでいます。

手帳用の万年筆の字幅は細めが書きやすいです

2つ目は、「表現が豊かである」こと。

万年筆は多彩なインクやペン先の太さ、力の入れ方などによって太い線や細い線で文字を書くことができ、文字に濃淡が出るためなのか、万年筆で書く文字は何となく味わいのある個性的な文字に見えるのがいいなぁと思っています。キレイではない字も個性的に見えるような気がしています(これについての考察はこちらをご覧ください)。

3つ目は「自分だけの逸品になる」こと。

万年筆は使い込むほどにペン先が自分の書き方に馴染んでいくといわれています。つまり、世界に一つだけの、自分だけの万年筆になるというわけ。私はまだそれを実感できていませんが、なかなか魅力的な響きだと思います。

お気にりのひとつ。セーラー万年筆のプロフェッショナルギア
ペン先はなんと21金!

一方、ちょっと気になる点も。

それは「高価」であることと「メンテナンスが必要」なこと。

リーズナブルなタイプもあるのですが、昨今万年筆の値上げが続いていて、エントリーモデルでも2、3万円ほど。ちょっといいものになると軽く10万円前後になるため筆記具にしてはかなり高価な点は気になるところですね。

あとは「メンテナンスが必要」なこと。頻繁に行うことはないけど、定期的なクリーニングは必要な点も嫌な人は嫌かも。

とはいえ、万年筆が好きになると、これらの気になる点はあまり気にならなくなるので安心(?)して大丈夫だと思います(笑)。

次はコレクションとしての万年筆の魅力について。

デザインが美しい万年筆は、コレクションとしても魅力的。

万年筆は美術品や工芸品のような多彩なデザインがあり、所有する喜びもあります。日本はもちろん、世界各国で作られているため本当にたくさんの種類があり、一度好きになるとコレクションしたくなるかもしれません。

万年筆のインクはボトルタイプやカートリッジタイプがある

形状も素材も装飾も多彩。万年筆のスタンダードスタイルともいえシリンダー型から、流線形、葉巻型、長い、短いなど、ユニークな形状があるほか、素材は金属(金、銀、プラチナ、ブラス)、レジン(樹脂)、エボナイト、木材、セルロイドなど、様々。加えて彫刻、象嵌、漆塗り、蒔絵、シルバーの飾りなど、高度な装飾技術が施されているモデルもあるんです。

さらに、限定モデルや特別生産品など希少性の高い万年筆もあって、中には美術品のような価値のあるモデルも。中古でもリセールバリューの高いモデルもあるため、その虜になる(中には100本以上も所有している人がいらっしゃる)人は意外とたくさんいます。予算が潤沢であれば、私も欲しい万年筆がいくつかありますからね。

万年筆はいつ使えばいいのか問題に答える

書く魅力やコレクションする魅力に包まれている万年筆。世間で一般的な筆記具の代表であるボールペンがあるのに万年筆をどこで使用すればいいのか?

万年筆のインクは昨今では水性が主流で、水に濡れると文字が消えてしまうためビジネス文書や公式文書などでは使いにくいという点があります。
また、「ボールペンか鉛筆でご記入お願いします」と書かれている書面もあるので、使用シーンに制限があるのも事実。

ただ、水でも消えにくいインクを使えば(そして筆記具の指定がなければ)ビジネスシーンでも使えるし、何より、何回も言うけれど書くことが本当に楽しいので、次のようなシーンでとってもおすすめです。

日記
モーニングページ
ジャーナリング
打ち合わせメモ
手紙、ファンレター
サイン

つまり、パーソナルな文字を書く時。この時こそ万年筆の本領発揮します。

近年、推し活ではSNSで「いいね」や「コメント」するのが普通ですが、昔ながらにファンレターを万年筆で書いて送ると印象的だし、推しの方も喜んでくれるのではないかと思います。

私は毎朝5時30分くらいに起きてモーニングページを書いているけれど、もう早朝から楽しい! あまりに書くことが楽しくて(ぼやけた頭なので内容は本当にどうでもいいことですが)間を忘れて書き続けています。仕事中もちょっと考え事を整理する時は、万年筆で頭の中を言語化して書き出しています。だんだん余計なことを書いていて仕事忘れる時がありますが…。

モーニングページ(ノートのタイトルは間違っていますね…やれやれ)。毎朝書いています。内容は、人に見せちゃいけないんです
仕事中に頭の中を整理するときにはカヴェコスペシャル(ブラス)を使用しています
デスクにインクがあるだけでもテンション上がっちゃう!

もう使いたくて使いたくて仕方がないので、日記も始めようかと考えているし、なんならこの原稿も手書きしてみようかとさえ思っています。それくらい書くことが楽しいんです。

好みの書き心地の万年筆を探すのも楽しい。みんなで万年筆を楽しもう。

さて、いかがでしたでしょうか。
万年筆の魅力がちょっとでも伝わって、よし始めてみようと思っていただけたら嬉しいのだけど…。

私は万年筆を使い始めて10数年。現在、所有している万年筆は5本だけなのであまり偉そうなことをいえた立場はないのですが、万年筆は本当に魅力的です。

先述した通り、メーカーやモデルにより書き心地は異なりますが、新たに万年筆を購入するときは主にYouTubeの商品レビューを参考にしつつ、ほぼほぼデザインで決めちゃっています(笑)。

やはり高価な買い物だし、嗜好品でもあるので気に入った万年筆がいいというのが第一の理由。第二の理由は、書き心地は今のところそれぞれ好きなのであまり問題ないかなと思っているから。これは、それほど多くの万年筆を使ったことがないから、良くも悪くもこだわりがないのかもしれませんが、まぁそれはそれでいいかなと。

でも気になる方は、最初の一本はしっかりとした万年筆店で試し書きをさせていただいた上で選ぶといいと思います。

さぁ万年筆に興味が湧き始めたみなさん、一緒に万年筆を楽しみましょう。

インクだけでも美しすぎて万年筆が使いたくなりますね

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