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ジャムを手作りしてみたら、毎日の朝が贅沢な気持ちになりました!

2021年5月26日

ジャムって手作りできるんです。

突然ですが、ジャムを手作りしてみました。

「ジャム? 手作りしているよ」と言う知人がいて「すごいな。ジャムって自分で作れるのか」と感心していました。
ところが、先日たまたまYou Tubeでパティシエさんが苺ジャムづくりをする動画を見たら、これが意外にも簡単そうに見えて、お出かけが少なくなり休日は時間があるので自分でもやってみることにしました。

スーパーに出かけたらシーズンも終わりに近づいてきた小ぶりのいちごが1パック198円で売っていたので、これはジャム作りに最適と1パック買おうとしたら、「ジャム作るなら箱ごと買っちゃえば!?」と妻が一言。

「………。」

 

4パック入りの箱でも792円だから市販のジャムを買うより安いので、保存もできるからたくさん作ればお得だし、何よりジャムがたくさんあるってとっても贅沢かも! と、箱買いです。
この日はたまたま散歩ついでの買い物だったので歩き。両手でいちごの箱を抱えて帰りました。

自宅に戻り早速ジャム作り、とはいかず、まずは冷凍しないといけないのでジップロックにいちごを入れて冷凍。
翌週、妻と一緒にジャム作り開始です。

解凍した4パック分のいちごを鍋にいれるとこんな感じ!

 

あとはコトコト煮詰めていくだけ。

 

いちごの粒をそのまま残したい場合は、粒を潰さずに煮詰めます。粒感の少ないトロリとしたジャムにしたい場合は、泡立て器などで潰します。

 

しばらくすると白いアクが出てくるのでオタマかスプーンなどですくい続けます。これはまさに職人気分。肝心のジャムをすくうことなく、アクのみをすくうのはちょっとした技が必要です。アクを取り除きながら糖度40〜50%になるまで煮詰めていきます。

 

混ぜ混ぜ、混ぜ混ぜ…。

…そういえば、ジャムは果物なら何でも大丈夫と動画のパティシエさんが言っていましたが、りんごでも、ももでも、パイナップルでもいいのかなと考えながら焦げ付かないように鍋のジャムをヘラで混ぜ混ぜ…。

果物ならなんでもいいって、マスクメロンでも大丈夫なのか? かなり贅沢だけど、もし失敗したらと思うとちょっと手が出せないな。そもそも買えないしとか、スイカはできるのか? でもスイカは果物じゃないなとか、バナナジャムはいい感じかもとか余計なことを考えながら混ぜ混ぜ…。

 

しばらくすると少し粘り気が出てきて、モーゼの十戒のように混ぜているヘラでいちごの海が割れて鍋の底が見えてきたらOK。
火を止めて、煮沸した瓶へ入れて蓋をし、再度15〜20分ほど煮沸。

これで手作りジャムの完成です!

 

今回は、いちご約1Kgで5瓶分のジャムができました。

ルビー色でとっても綺麗! ちょっと贅沢な感じがしてかなり気持ち上がります。
自分で作った(ほぼ妻ですが)ことと、お店でジャムを購入する時は5つもまとめて買わないので、大量のジャムに贅沢さを感じるのかもしれませんね。

以前、休日の朝くらいは大人の贅沢なひとときにしたいと思ってコーヒーミルを導入しましたが、手作りジャムの導入でさらに贅沢気分が高まりました。休日の朝はもちろん、普段の朝もパン食なので、毎日が気持ちよくスタートする感じでがします。

苺のシーズンはもう終わりなので、今度は一年中あるバナナジャム作りに挑戦しようと思いますが、バナナも同じ作り方でいいのかちょっと不明…。調べてみますね。

ではまた。
(yocchan

 

手作りジャムのざっくりレシピ
【材料(小型の瓶5つ分)】

瓶       5つ(市販小型ジャムの食べ終わった瓶使用)
いちご     約1kg
グラニュー糖  いちごの分量の約30%〜40%
レモン汁    適当(今回は30gくらい、別に入れなくてもいい)

【レシピ】
1.いちごをジップロックなどに入れて冷凍する

2.ジャム作りの前に解凍。冷蔵庫で一晩かけて解凍、または自然解凍。解凍するといちごの汁が出てくるのでそのまま使用

3.鍋にいちごを汁ごと移しグラニュー糖、レモン汁を入れて弱火にかける

4.沸騰してくると白いアクが出てくるので丁寧にすくい続ける

5.糖度計があれば糖度40〜50%になるまで煮詰める。糖度計がない時は、モーゼの十戒のように混ぜているヘラでいちごの海が割れて鍋の底が見えるまで煮詰める

6.煮沸した瓶へジャムを移す。ジョーゴや先が細くなっているレードルなどで瓶の9分目くらいまで入れる。瓶の口にジャムがつかないよう慎重に

7.瓶に蓋をして、蓋を上にしたまま熱湯に入れて15〜20分ほど煮沸。お湯の量は瓶が半分沈むくらいで程度でOK

8.煮沸後、自然に冷ましたら完成! これで半年くらいは保存できます

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