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質実剛健な小型のガソリンストーブ「オプティマス123R」

2021年9月5日

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できる限り最小で丈夫なガソリンストーブ「オプティマス123R」。

ここ2年ほどお休みしていますが、今年でキャンプ歴33年目のキャンプ好きです。キャンプはもちろん道具もかなり好きで、いろいろあるキャンプ道具の中でもガソリン燃料の小型ストーブ(バーナー)に惹かれます。

私のソロキャンプは、オートバイにキャンプ道具を積み込んで日本のあちらこちらを走り回っていた20代の頃に始まります。

キャンプツーリングでは荷物を極力少なくしたかったので、ストーブもできる限り小さく、できる限り丈夫なものを探しました。

それが「オプティマス123R」でした。

「オプティマス123R」は今も昔もガソリンストーブの中では最小の部類。本体はブラス(真鍮)なので頑丈。円柱のデザインは出っ張りや蝶番など可動するパーツがほぼなく、壊れる心配がなさそうだったのがよかったのです。

 

その前は、同じくオプティマスの「8R」を使っていました。箱型デザインで蓋を開けるとバーナー部分が現れ、ガソリンタンクを少し引き出して使うという、とっても無骨なストーブでお気に入りでした。

しかし、あるとき落としてしまい、蝶番になっていた蓋とガソリンを引き出す部分が壊れて使えなくなってしまったのです。

以来、壊れる部分が少ないタイプを選ぶようになりました。

その頃、小型ガスバーナーも持っていましたが、「オプティマス123R」ばかり使っていました。

 

「オプティマス123R」は燃料にホワイトガソリンを使用しているため、火をつける際に「プレヒート」が必要になります。

プレヒートとは、ガソリン燃料を気化させるための作業。多くのガソリンストープはジェネレーター(ガソリンの配管)を温めてガソリンを気化させないと火がつかないため、この作業が必要になるのです。

私はこの作業を「儀式」と呼んでいました。

 

「儀式」の進め方は、ジェネレーターの下の窪みに固形燃料などを置いて火をつけ、ジェネレーターを温めるといった具合です。

 

当時はこの少し面倒な「儀式」を行わないと火がつかない玄人っぽい感じと、儀式の間、ビールを飲みながらタバコを吸って待つという時間の潰し方が格好いいと思っていました。

いま改めて考えてみると、強い火力や小型で頑丈な機能面はもちろんですが、なによりその格好いいことをしている自分を演出できる道具として、ガソリンストーブに惹かれたのだと思います。

かなりのナルシストですね、若かったんですね、お恥ずかしい限りです。

 

現在、ソロキャンプはファミリーキャンプになり、家族が揃った朝などは「サッ」と素早く着火できてお湯が沸かせる、手軽なプリムスのシングル・ガスストーブを使っています。

 

でも、ときどき、1人で朝早く起きた時には25、6年前に購入したこの「オプティマス123R」を使うことがあります。もちろん「儀式」をして…。

 

懐かしさもありますが、わざわざ持っていってまで使うのだから、どこかにナルシスな部分が残っているのかもしれません。

「オプティマス123R」は、現在も購入することができるので、気になった方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
(yocchan)

 

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