いま一番飲みたかったウイスキー、サントリー「SPECIAL RESERVE（スペシャルリザーブ）」は、思いのほかおいしいウイスキーでした。
ウイスキーを愛飲するようになってから、いろいろな銘柄のウイスキーを飲んできました。種類はまだまだ少ないですが、これまで飲んだウイスキーの中で好みなのは、サントリーの「山崎」と「白州」です。
「お前もか！」
と、いわれそうですが、やはりおいしいものはおいしい。好みは好みなので、これはもう仕方がありません。
サントリーのシングルモルトウイスキー「山崎」と「白州」は、格別のおいしさだと思いますが、ノンエイジでさえ定価で手に入れるのが難しいウイスキーなのがとても残念でなりません。
そこで、気になっていたのが、容易に手に入れることができるサントリーのブレンデットウイスキー「ROYAL（ローヤル）」と「SPECIAL REZARVE（スペシャル リザーブ）」でした。
「ROYAL（ローヤル）」は以前ご紹介したとおり、私にとってかなりノスタルジックなウイスキーで思い入れも強いのですが、改めて飲んでみるとまろやかな甘さがありかなり好みの味わいした。
もうひとつの「SPECIAL REZARVE（スペシャル リザーブ）」も、子供の頃に家のサイドボードの中にあった、懐かしさを感じるウイスキーですが、じつは大人になっても飲んだことながありませんでした。
しかし、ウイスキーを愛飲するようになり、「白州」が好きになると「SPECIAL REZARVE（スペシャル リザーブ）」も気になり出しました。
理由は、とてもシンプルで「SPECIAL REZARVE（スペシャル リザーブ）」はキーモルトに「白州」を使用しているからです。
なかなか手に入らない「白州」の変わりになるかも、と思ったのです。
改めて飲んでみると「SPECIAL REZARVE（スペシャル リザーブ）」ならではのおいしさがありました！
実際に飲んでみると、これは「白州」ではなく、「SPECIAL REZARVE（スペシャル リザーブ）」です。
「白州」の代わりと考えていましたが、それは大きな間違い。キーモルトが「白州」とはいえ、味わいは「白州」とはまったく違います。
「SPECIAL REZARVE（スペシャル リザーブ）」は「SPECIAL REZARVE（スペシャル リザーブ）」であり、「白州」とは異なる、魅力ある味わいのウイスキーだと思いました。
「白州」の代わりだなんて言って大変失礼いたしました。本当にすいません。
「SPECIAL REZARVE（スペシャル リザーブ）」は、爽やかな「白州」とは異なり、樽が香り、ともてまろやかで甘みと深みのあるウイスキーです。
「SPECIAL REZARVE（スペシャル リザーブ）」の飲み方は、もちろん好みによりますが、ストレートやロック、ハイボールがおすすめです。
水割りにすると樽の香りが立って、これはこれでおいしいのですが、ストレートでは、甘くまろやかでコクもあり、飲みごたえがあってじつにおいしいです。
ロックは、キリッと引き締まったコク深さがあります。
そして、ハイボールは、まろやかで強めの甘さが残り、グビグビと飲めていい感じです。
こうして飲んでいると、「SPECIAL REZARVE（スペシャル リザーブ）」ならではのおいしさが本当に感じられます。
シングルモルトはシングルモルトでおいしいですが、ブレンデッドウイスキーはブレンデッドウイスキーでブレンダーの妙が感じられていいものです。
まとめ
「山崎」や「白州」は本当になかなか買えませんが、これだけおいしい「ROYAL（ローヤル）」や「SPECIAL REZARVE（スペシャル リザーブ）」が普通に買えるのは、本当に救いだと思います。
まあ、普通といっても「ROYAL（ローヤル）」は定価で3,360円、「SPECIAL REZARVE（スペシャル リザーブ）」は2,580円と、決して安いウイスキーではありません。
日常飲むには、私にはかなり上質なウイスキーですが、これだけおいしいウイスキーが買いたい時に買えるというのは、やっぱり嬉しいですね。
（yocchan）