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戸隠竹細工のそばざるとコーヒードリッパーを買いました。

実家に帰省したので、少し足を延ばして戸隠へ。まずは戸隠そばで腹ごしらえ。

先日、久しぶりに長野の実家へ帰省しました。

今回は一人での帰省で特にこれといった予定もなかったので、両親と車で戸隠まで出かけてきました。

 

戸隠に行ったら、「戸隠そば」を食べないわけにはいきません。ちょうどお昼時なので、まずはそば店に入ります。

 


この日食べたのはざるそばと……

 


そばだんごです。

私はこの日初めてそばだんごを食べました。そば粉で練ったおだんごを油で揚げて、あまじょっぱいタレにからめてあります。外はカリッ、中はもっちり、食べ応えがありとてもおいしかったです。

ざるそばも相変わらずの、間違いないおいしさでした。

 

コロナ禍になってからはじめて戸隠を訪れ、このそば店にもかなり久しぶりに来ましたが、店の入り口には消毒液や体温測定器が設置され、テーブルには飛沫防止パーテーションが置かれるなどコロナ対策はきっちりされており安心して利用できました。

 

今回のお目当て、戸隠竹細工を買う。

お腹がいっぱいになったところで、今回のお目当てである戸隠竹細工を買いにお店へ向かいました。

スキーシーズンも間もなく終わり、でも春休みまではまだ……という中途半端な時期だったためか、一軒のお店はお休みでした。その向かいのお店・原山竹細工店は開いていそうだったのでそちらへ。

そこもちょうどお昼時だったので休憩されていたのか、店内には誰もおらず(汗)。

呼びかけたらおばあさんが出てきてくれたので、店内を見せてもらい無事に買い物をすることができました。

 

買ったものはこちらです。

 


一人用のそばざる

 


コーヒードリッパー

 

どちらも「長野県指定伝統的工芸品 信州竹細工 戸隠中社竹細工生産組合」のシールが貼ってあり、戸隠の根曲がり竹を使い、職人さんの手によって作られた戸隠竹細工です。

 

ちなみに、戸隠以外の場所で作られたものも一緒に売られているので、間違いなく戸隠竹細工が欲しいという方はこのシールを目安に、あとはお店の方に聞くなどして買われたら間違いないと思います。

 

戸隠竹細工は、お値段はそれなりにしますが丈夫で、お手入れすれば何十年と使えるそうです。

お店のおばあさんにも、「よく乾かしてね。これは長く使えるよ。丈夫だよ」と言われました。

 

さっそく戸隠竹細工を使ってみました。まずはドリッパーでコーヒーを。

こうして戸隠へのちょっとした遠出を終え、帰省も終了。この竹細工は旅行用のバッグとは別に、紙袋に入れて大事に持ち帰りました。

 

自宅へ帰ってから、さっそくコーヒードリッパーを使って夫にコーヒーを淹れてもらいました。

 


フィルターをセット!

 


いつもはコーヒーメーカーを使っているので、ハンドドリップなんて久しぶりです。お味のほうはいかに……?

 


さてさてさて…!?

 


「ん?」

「なんか違うぞ??」

「あれっ、まろやか!?」

 

いつもと同じコーヒー豆をいつものように挽いて、違うところはハンドドリップでこの竹製ドリッパーを使ったことだけ。

それなのに、なんだかカドが取れてまろやかになっているような気がします。

いつもは「うん。ちょっと苦いね。それだけで飲むには苦いけど甘いものには合うのよね〜」と思って飲んでいたコーヒー。

今日は喫茶店でいただくコーヒーのように、コーヒーだけで飲んでもおいしい。

これは気のせいか? いや、気のせいではない気がする(どっちだ笑)。

ほのかに竹の香りもして(ほんとうにほのかに。言われればっていう感じ)マイルド。

これはやはり竹製ドリッパーのなせる技なのか……!

 

 

ちなみに、コーヒーがおちる速度はゆっくり。周りから浸み出すことはなく、三角錐の下の部分からおちていきます。

 

さっそく生そばを茹でて盛り付けてみました。


さっそくそばを茹でて、そばざるに盛り付け。

 


どどん!

 

ほかにこんな使い方も。

そばざるの上に紙ナプキンを敷いて、切ったバゲットをのせてみました。


雰囲気があっておしゃれ!

 

戸隠竹細工は、ひとつひとつ表情が違うため、お店で見て選ぶのが断然おすすめです。そばざるも、同じ戸隠竹細工でもちょっと手の出しやすいものから少しお高めのものまでランクがありました。

ちなみに、今回は長野駅前のデパートでも見かけたので、もしかしたら物産展などでも取り扱いがあるかもしれません。あと、クラフトフェアとか。

もし見かけたら、ぜひ手にとってみてくださいね。

 

そして長野にお出かけの際は、ぜひ戸隠を訪れてみてください。そばはおいしいし、自然は雄大。戸隠神社というパワースポットもございます。あ、あと忍者にも会えるかも……!?
(fujicco)

 

 

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