ベビー用品として買ったのに、気付けば10年選手。そんなアイテムを紹介します。
赤ちゃんが生まれると、様々なベビー用品が必要になります。おむつや服、スタイ、哺乳瓶、おもちゃなどなど……。
これらは赤ちゃんの成長とともにサイズが合わなくなったり、必要なくなったりして御役御免となるのですが、ことベビー用品に関しては、この「買う→使う→御役御免」というサイクルが早いのでなかなか大変です。
そんな中、我が家には息子が赤ちゃんの頃にベビー用品として買い、今日まで10年は使い続けているものが2つあります。今回はその2つの品についてご紹介します。
STOKKE(ストッケ)の「トリップトラップチェア」
まず1つ目はこちら。北欧・ノルウェーのブランド『ストッケ』のトリップトラップチェアです。
写真は現在使っているものなので、大人も座れる「最終形態」になっています。
こちらは息子が一人座り出来るようになった頃に買いました。買った当初は今座面になっている板を足乗せ板、これより奥行きのない板を座板として、そこにベビーセットを装着して使っていました。
「子どもとともに成長する椅子」というコピー通り、我が家でも必要なくなったベビーセットを外したり、座板の位置や足乗せ板の位置を調整したりしながら、今に至ります。
当時はなかったのですが、今はニューボーンセットというオプションがあり、これを付ければ誕生後すぐから使えるようです。
この椅子は今も息子のダイニング・チェアとして現役です(たまに私も座ります)。
しっかりしているし、汚れても拭き取れるので食事用としてピッタリ。
キズが付いたり塗装が少しかすれたりしていますが、それも「味」に感じるのはデザインが良いからでしょうか。
ただ一つ難点を挙げるなら、足の出っ張り部分によく自分の足をぶつけてしまうことでしょうか……。
ただ、この形ゆえのバランスの良さがあるので、子どもが座る時につかまってもぐらついたりすることはなく安心して使えました。
我が家では、まだまだ使い続けていく予定です。
ベビービョルンのベビーステップ
そしてもう1つの現役選手がこちら。スウェーデンのブランド『ベビービョルン』のベビーステップです。
いわゆる踏み台です。こちらはトイレトレーニングを始めた頃に買いました。トイレの他、洗面台での手洗いや歯みがきの時にも使っていました。
カラフルですが、デザインは至ってシンプル。バランスも良く丈夫です。
もう子ども用のステップとしては御役御免になっているのですが、そのまま洗面所の隅っこに置いています。
吊り戸棚など、私の身長(160㎝弱)では少し手が届かない場所のものを取る時にちょっと持ってきて使えるので便利なんです。
あと、お風呂上がりに「今日も一日疲れたなぁ」とぼんやりしながらこのステップに腰掛けて歯を磨いたりドライヤーをかけたりもしています。
こちらもまだまだ使えそうです。
ちなみに椅子もステップも、とても便利で必要不可欠だったので、後から1つずつ買い足して実家にも置かせてもらいました。おかげで里帰りの時も楽でした。
改めて見ると、どちらも北欧のブランドですね。
北欧風インテリアが流行した時期もありましたが、飽きのこないデザインはもちろんのこと、使いやすくて生活に馴染み、いつの間にか「必需品」になっている、北欧デザインにはそんな魅力があるのかもしれません。
(fujicco)