サントリーブレンデッドウイスキーの最高峰『響』は、『山崎』『白州』とともに、手に入りにくいサントリーウイスキー御三家のひとつです。
昨年末、初めて手に入ったのですが、次はいつ入手できるかわからないのでいつ飲もうかと考えていました。
以前、
「もし、サントリーシングルモルトウイスキー山崎の55年が手に入ったら飲むか飲まないか?」
という他愛も無い「もしも話」をしたことがあります。
サントリーシングルモルトウイスキー『山崎55年』といえば、かつてオークションで8000万円ほどの値がついたプレミアムウイスキーです。
飲む、飲まないいろいろありましたが、飲まないまま人生を全うしてしまったらこれはかなり後悔すると思うので、私は飲んでしまう派でした。
『山崎55年』は絶対といってもいいほど手に入らないウイスキーなので、それに比べると『響』は断然入手しやすいウイスキーです。
それなら、いつまでも取っておいて飲めないままになってしまうのは虚しいので、先の週末に開封しました。
『響 JAPANESE HARMONY』。その味わいは如何に!?
デキャンタのような美しいボトルデザインと『響』という文字は、それだけで高級なイメージがあります。
じつは『響』を飲むのは初めてなので、飲む前から期待が高まっていましたが、な繊細、かつ華やかな味わいでした。
以下、相変わらず稚拙な『響』のテイスティングノートです。
『響』は、美しい琥珀色のウイスキーはレーズンのような、メープルシロップのような甘さと樽の香り。
味わいは、ピリッとするアルコール感と口の中にふゎーっと広がる繊細、かつ華やかでほのかな甘さが印象的です。
余韻は、スーッとした爽やかな、高貴さが続きます。
一言でいうと、『響』は、繊細かつ華やかな芳香が特徴的な印象なウイスキーです。
飲み方は、ストレートが『響』の特徴を一番感じ、ロックにするとその香りが少し消えてしまうのですが、その代わり味わいがくっきりしてきます。水割りにするとまろやかで、ハイボールにすると爽やかになります。
食後にチョコレートと合わせて飲んでみましたが、これもなかなかおいしかったです。
サントリー『響 JAPANESE HARMONY』は700mlで定価5,000円となかなか高価なウイスキーですが、それだけの価値はあるかなと思うウイスキーでした。
(yocchan)