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三線を弾けるようになりたい。

約10年の時を経て、再び三線の練習を再開しようと思います。

10年以上前の話なのですが、沖縄が好きで毎年出かけていた時期が数年続いていました。

海で遊んで、名所旧跡を巡り、料理を食べ、居酒屋で飲んで、泡盛を買い求めて…。何度足を運んでも飽きることがありません。

首里城はもちろん、美ら海水族館や今帰仁城跡、斎場御嶽、2022年4月に新しくなるようですが、第一牧志公設市場などへはよく出かけていました。

第一牧志公設市場の中にはスタンドのカフェがあって、ここの「冷やしレモン」を行くたびに飲んでいました。シークワァーサージュースだと思うのですが、当時一杯100円で、ガラスのグラスになみなみと注いでくれました。とっても冷たくてさっぱりして、大変おいしかったです。

市場が新しくってもあのカフェがあると良いなと思います。

 

また沖縄に行った時に必ず食べていた沖縄そばも、名店といわれるお店を何店舗も食べに行きました。いろいろ食べましたが、首里城近くにある「首里そば」と名護にある「ブラジル食堂」がお気に入りでした。

 

ほかにも、トンカツにフライドチキンやハンバーグが盛られている(と記憶していますが)、爆盛系のお店や、店名は忘れてしまいましたが、観光客が行かないような町の食堂にも足を運んだり、とても楽しかったです。

 

沖縄民謡が好きになり、三線が弾きたくなりました。

当時は沖縄民謡も好きになって、登川誠仁さんや知名定男さん、大城美佐子さん、新良幸人さん、下地勇さんなど、いろいろな方の民謡を聞いていました。中でも、綺麗な声の新幸人さんと、しゃがれたような独特の歌声を持つ山里勇吉さんの大ファンに。

お二人とも、沖縄を代表する楽器「三線」の名手で、このお二人の三線を聞いて私も三線が弾きたくなりました。

 

幾度目かの沖縄旅行の時、三線をお土産にしようと思いましたが、やり続けられなかったらもったいないという気持ちもあってしばらく考えてみることにしましたが、しかし、いつになっても三線熱は覚めず、いてもたってもいられなくなって沖縄に本店があるお店の東京支店へ出かけて「三線」を買いました。

 

独学で練習をして、しばらくすると沖縄の代表的な今日のひとつである「安里屋ユンタ」が何となく弾けるようになりました。

どんな楽器でもそうだと思うのですが、曲が弾けると本当に楽しくなってきます。

もっと上手になりたいと思っていましたが、元来、飽き性なのでそれもあったのかもしれませんが、気がつくとピタリと三線の練習をしなくなっていました。

 

それから子供が誕生してはや幾年月…。

 

近頃は子供も以前のように手がかからなくなり、子供も歌うことが好きなようで毎日、アレクサでお気に入りの『神聖かまってちゃん』を聞いては口ずさんでいます。

 

家の中が音楽に溢れてきたら、なんとなく三線のことを思い出し、先日、押入れの奥から引っ張り出してきました。

数年ぶりに見る三線ですが、人工皮なのでどこも劣化しておらず、昔と変わらない音を出します。

 

手にとってみましたが、以前は覚えていた工工四といわれる楽譜を見ても、弦のどこを抑えるのか忘れてしまっていました。

 

この年になり、水泳と英語と楽器ができていたら何かが違ったかもと思うのですが、今からだって遅くはありません。何か一つでも楽器が引けるのはやっぱり素晴らしいので、再び三線の練習を始めようと思います。
(yocchan)

 

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